借家として空き家を活用したい

空き家を活用するには? 「売る」場合の活用例
空き家を活用するには? 「売る」場合の活用例

ご自身で使わない空き家を活用するには、「売る」または「貸す」のどちらかの選択になります。このうち「売る」場合のメリットは、固定資産税や都市計画税、メンテナンス費などの固定費から解放されることに加えて、現金収入が得られるというものです。
具体的に、空き家を「売る」には2通りのパターンがあります。


・更地にして売る
・そのままの状態で売る


それぞれの内容を見ていきましょう。「更地にして売る」は、空き家を解体して更地にするというものです。一般的な住宅なら、解体費用の目安は「〜200万円」程度が中心です。最近では、この解体費を補助してくれる自治体もあります。


もうひとつの「そのままの状態で売る」の前提は、建物に価値があることです。木造戸建て住宅の寿命は、耐用年数で23年、一般的に言われる寿命で30年前後と言われます。そのため、築20〜30年以上の住宅は、売り主が思ったような売却価格にならないこともあります。一方で、手入れの行き届いている戸建て住宅なら築年数が経っていても、希望額で売却できるケースもあります。

空き家を「貸す」場合の 活用例には、3つのパターンがある
空き家を「貸す」場合の 活用例には、3つのパターンがある

空き家の活用例としては、「売る」以外に「貸す」というものもあります。具体的には次の3つのパターンがあります。


・更地にして駐車場として貸す
・建物はそのままで借家にする
・アパート経営をする


それぞれのメリットを見ていきます。ひとつ目の「駐車場として貸す」メリットは、建物のメンテナンス費がかからないことです。2つ目の「借家にする」メリットは、建物の解体、更地にする費用をかけずに家賃収入が得られることです(ただし、リフォーム費用が必要です)。最後に3つ目の「アパート経営をする」のメリットですが、稼働率が良ければ長期的な安定収入を確保でき、相続税対策になるというものです。

大都市だけでなく、 地方で空き家のニーズがあることも
大都市だけでなく、 地方で空き家のニーズがあることも

空き家を「売る」「貸す」、どちらを選択するにしても「住みたいと思う人が一定数いること」が前提になります。といっても、都会の一等地に限りません。地方の大都市や過疎化が進む数万人規模の街でも、エリアによっては売買や借家のニーズはあります。


その空き家を「どんな方法で活用すべきか」については、立地や建物状況をしっかり調査した上で決定することが大切です。そのためには、空き家活用に詳しいパートナーの存在が欠かせません。当社では空き家活用の豊富な実績を基に、適切なアドバイスを行っています。まずはお気軽にお問い合せください。