空き家の耐震リフォームをする方法について

query_builder 2023/01/08
コラム
30

空き家をお持ちであれば、売却や活用方法を考えるものですよね。
もし空き家を活用するのであれば、耐震リフォームを検討することをおすすめします。
耐震強度を高めることで、地震などから家を守ることができますよ。
そこで今回は、空き家の耐震リフォームをする方法についてご紹介します。

▼空き家の耐震リフォームをする方法
■住宅基礎の補強
ほとんどの住宅には、基礎にコンクリートが使用されています。
しかし古い建物になると、鉄筋が入っておらず基礎にひびが入っていることも少なくありません。
そのためひび割れの補修や鉄筋コンクリート基礎の新設を行い、補強をする必要があります。

■木材の腐食部の修繕
古い建物は雨漏りにより、柱などの木材は腐食している可能性が高いです。
腐食している土台や柱などを確認して、腐食が進んでいる場合は修繕や補強をしましょう。
また防腐や防蟻処理を行うことで、腐食を防ぐことができます。

■耐震金物の取り付け
土台と柱・柱や梁と筋交いなど、建材の接合部を金物で緊結するのも効果的です。
古い建物は接合部に使用されている金具が釘だけの場合があり、大きな地震などで倒壊する危険性があります。
構造材の接合部を耐震金物でしっかりと緊結することで、耐震強度を高められるでしょう。

■耐力壁での補強
耐力壁をバランスよく配置することで、地震による建物の変形を防ぐことが可能です。
古い建物は壁の強度が不足している場合がありますので、耐力壁の新設や補強によって耐震強度を高められます。

■屋根の軽量化
空き家に重い瓦屋根がある場合は、建物の重心が高くなり地震による倒壊のリスクが高まります。
屋根には軽量なストレート屋根や金属屋根を設置することで、屋根の重さを軽くして耐震性を高められますよ。

▼まとめ
空き家の耐震リフォームには「住宅基礎の補強」「木材の腐食部の修繕」「耐震金物の取り付け」などが挙げられます。
補強や軽量化で耐震性を高められる部分もありますので、現状を確認したうえでリフォームに取り組んでみてくださいね。
弊社では空き家の活用方法やリフォームに関するお悩みを承っておりますので、ぜひ気軽にご相談ください。

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