空き家の維持費について
空き家の所有者になる方は、どれくらいの維持費が必要なのかご存じですか?
相続の予定などがある場合は、コストなどを事前に把握しておくことが大切です。
今回は、空き家の維持費についてご紹介いたします。
▼空き家の維持費
空き家の維持費には、以下の項目があります。
■固定資産税
不動産の所有者は、固定資産税の納税義務が発生します。
不動産がある市町村により「固定資産税評価額」が異なりますので、まずは確認しましょう。
住宅用地で200㎡以下の時は、固定資産税評価額が6分の1になる優遇措置が設定されています。
■都市計画税
都市計画法により、市街地区域内にある土地であれば課税対象です。
都市計画税の税率は0.3%で、住宅用地の200㎡以下の時は3分の1になる優遇措置が設定されています。
■火災保険料
加入している保険会社により、保証内容・空き家の年数・構造などで費用が大きく変わります。
また地震保険に加入しているのであれば負担も増えるので、保険会社に確認しましょう。
■修繕費用
空き家のメンテナンスが充分でなければ、修繕費用が発生する場合があります。
外壁の剥がれ・屋根の雨漏り・外構の破損などが見られた場合は、早急に対応をしましょう。
■光熱費
空き家の管理のために、電気や水道などの契約を継続する場合があります。
光熱費は毎月の使用料の他に固定費も発生しますので、あらかじめ費用を確認しましょう。
▼まとめ
空き家を維持費には「固定資産税」「都市計画税」「火災保険料」「修繕費用」「光熱費」があります。
空き家の所有にはこれらのお金も必要なため、早めに空き家の活用方法を検討しておくと安心です。
弊社では空き家の対策や活用方法をご提案しておりますので、お困りの際はぜひご相談ください。
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