公示地価と基準地価の違い
土地の売却時は価格が重要ですが、基準とされる適正価格が存在します。
適正価格を測る際には「公示地価」「基準地価」の2つを用いて判断を行いますが、どのような違いがあるのでしょうか?
そこで今回は、公示地価と基準地価の違いについてご紹介いたします。
▼公示地価と基準地価の違い
■公示地価
公示地価は、国土交通省の土地鑑定委員会が算出している土地の価格です。
1つの地点で2名以上の不動産鑑定士が評価を行い、毎年3月に発表されます。
毎年発表されるので、土地の地価変動を把握しやすいのが特徴です。
■基準地価
基準地価は、毎年各都道府県の知事が不動産鑑定士1名以上とともに算出する土地の価格です。
発表時期は毎年9月頃で、公示地価と比べると半年ほど遅いのが特徴です。
公示価格と算出する地点が同じ場合は、1年で2回価格を把握できるメリットがあります。
▼どちらがおすすめなのか
公示地価と基準地価は、どちらがおすすめということはありません。
また基準地価は、公示地価の補完的な価格と考えておくと良いでしょう。
どちらも参考にしながら、土地売却の検討を行ってはいかがでしょうか。
▼まとめ
公示地価と基準地価の違いは「国が算出しているか、各都道府県が算出しているか」です。
どちらがおすすめということではないので、うまく参考にしながら価格を想定しましょう。
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