特定空き家の基準についてご紹介
特定空き家は国土交通省が示す基本方針のことをいいます。
では、具体的にどんな状態を特定空き家というのでしょうか。
そこで今回は、特定空き家の基準についてご紹介します。
▼特定空き家の基準
■衛生上有害になる可能性がある
放置し続け、衛生上有害になる可能性が高い家は、特定空き家に指定されます。
具体的な条件は、建物や設備の破損が原因のケースとゴミの放置や不法投棄が原因のケースがあります。
アスベストが飛散していたり、ゴミが放置され臭気や害虫が発生している状態などが該当します。
■倒壊など保安上の危険がある
建物が倒壊しそうな状態・屋根や外壁が脱落しそうな状態・擁壁の老朽化などが該当します。
判断する際は、基礎部分に不同沈下があるか、建物が傾いているかなどを確認して総合的に判断します。
■周辺の生活環境を妨げている
周辺の生活環境を妨げているような空き家は、特定空き家に指定されます。
立木の倒壊や動物の住みつきによる糞尿被害など、近隣住民の生活環境を脅かしていると該当します。
■景観計画やルールに反している
極端に景観計画やルールに反している場合は、特定空き家に指定されます。
景観法に基づき、景観計画を策定している場合に該当します。
他にも、外壁の落書きや窓ガラスが割れた状態を放置しているなども当てはまります。
▼まとめ
特定空き家の基準を4つご紹介しました。
衛生上有害になる可能性がある・倒壊など保安上の危険がある・周辺の生活環境を妨げている・景観計画やルールに反しているです。
空き家の放置は、特定空き家に指定される場合もあるので早めに対処するようにしましょう。
「有限会社ネクサス」では、空き家に関するお悩みを解決します。
空き家についてお悩みのことがあれば、まずはお気軽にお問い合わせください。
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