家族信託にはどれくらいの費用がかかるの?
家族信託には、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
どれくらいの費用がかかるのか、事前にわかっていると安心ですよね。
今回は、家族信託にかかる費用の目安について解説します。
▼費用の相場
家族信託を設定するためには、次のような費用がかかります。
■コンサルティング費用
弁護士や司法書士などの専門家に、家族信託について相談する場合にかかる費用です。
初回の相談は無料で、2回目以降は時間ごとに料金を設定している場合があります。
コンサルティング費用を家族信託で扱う財産額の1%としている場合もありますよ。
費用には基準がないので、相談に行く前に料金を調べておくといいでしょう。
■公正証書を作成する費用
家族信託の契約を締結するときは、文章に残しておく方がいいでしょう。
トラブルを回避するためには、契約を公正証書として残しておくといいですよ。
公正証書を作成するときは、公証人手数料を支払う必要があります。
手数料の相場は管理する財産の額によって変わりますが、5,000万円で4~5万円程度でしょう。
■不動産の登記費用
財産の中に不動産がある場合は、法務局で「所有権移転及び信託」の登録申請を行う必要があります。
所有権移転の登録免許税は非課税ですが、信託については税金がかかります。
不動産の固定資産税の評価額に対して0.4%の登録免許税がかかりますが、租税特別措置法で土地については0.3%の軽減税率が適応されます。
手続きを専門家に依頼する場合は、専門家に支払う費用も発生します。
▼まとめ
家族信託にかかる費用には、コンサルティング費用と公正証書を作成する費用・不動産の登記費用などがかかります。
費用は依頼する事務所によって変わるので、事前に確認しましょう。
有限会社ネクサスでは、家族信託についてのご相談にも対応しております。
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