公示価格と実勢価格の違い
不動産の売却において、公示価格と実勢価格という2種類の価値の測り方があります。
それぞれ意味が異なるのですが、売却をされたことがない方はよく分からない方も多いでしょう。
そこで今回は、公示価格と実勢価格の違いについてご紹介いたします。
▼公示価格と実勢価格とは
■公示価格
公示価格は、国土交通省の土地鑑定委員会が毎年発表している土地の価格です。
1㎡あたりの正確な価格を算出し、1月に測定してから3月あたりに発表されます。
2名以上の不動産鑑定士が測量を行い、審査を経たうえで公表される流れです。
■実勢価格
実勢価格は、土地の売買が発生した際に提示される価格のことです。
時価で換算されますので、過去に取引を参考に実勢価格が決まります。
販売価格とは異なりその場でお互いの納得する価格になるので、変動しやすいです。
▼公示価格と実勢価格の違い
公示価格は国が決める土地の価格で、実勢価格は取引者同士で決める土地の価格です。
大きな違いがありますが、どちらが良いということはなく役割が異なります。
あらかじめ公示価格で相場の価格を確認したうえで、実勢価格で取引するのがベストといえるでしょう。
▼まとめ
公示価格と実勢価格は「国が決める土地の価格と取引者同士で決める土地の価格」の違いがあります。
それぞれ不動産鑑定士が測定や取引で決められるものなので、不動産売却の際は確認を行いましょう。
不動産の売却でお悩みを抱えている方は、ぜひ【有限会社ネクサス】にご相談ください。
お客様のご要望を最優先とし、無料査定や買取などのサービスをご提供致します。
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